「ABBA」は「Atom to Bit」「Bit to Atom」に由来します。
「Atom」は物質、「Bit」はコンピュータのデータの単位です。 物質から情報へ、情報から物質へと振り子のように相互に行き来するモノを作るスタートアップを支援したいという思いを込めています。
株式会社ABBALab(アバラボ)は「少し未来のものづくり」をテーマに、IoTハードウェアと付帯サービスを開発するスタートアップ(急成長を目指す新規の立ち上げ企業)を支援するシードアクセラレーターです。
ABBALabは、素晴らしいアイデアや企画にもとづくIoTハードウェアと付帯サービスの開発を目指すチームに対し、「プロトタイピング」と「プロダクトの適量生産モデルの開発」の過程において様々な形で支援します。 一点もののプロトタイプをさらに質の高いプロトタイプへ進化させ、さらにクラウドファンディングを活用して市場の反応を確かめ、好評ならば適量生産を行っていきます。
ABBALabは良いチームが作り出すプロトタイプを、より多くの人に使ってもらうために必要なステップを支援します。
我々の周りに多く見られる「大量生産/大量消費」の思想にもとづいたハードウェア生産とは別のスタイルとして、我々が持つ様々なニーズに対応できる適切な製品を、欲しい人の分つまり適切な量だけ生産するスタイルを「少し未来のものづくり」と定義しています。
ABBALabはこの「少し未来のものづくり」を実践するハードウェアメーカーが増えてほしいと考え、そうしたハードウェアメーカーをより多く生み出すために、人々の生活やニーズに合致する製品のアイデアを持つチームが市場に製品を送り出すための様々な支援を行います。
ABBALabはハードウェアの中でもIoTに注目しています。 IoT(Internet of things)とは従来の「物をインターネットにつなげる」という思想ではなく、利用者の状況や周囲の環境など、「物」ではない「モノゴト」をデバイスを通じてインターネットにつなげるという思想であると定義しています。 人間の自然な行動や体内変化を、インターネットを介して伝達させ、より快適な世界を実現する。 インターネットをパソコンやスマートフォンのディスプレイの外側に構築することで、モノとサービスの再発明につながると考えています。
モノ(Device)とモノゴト(Things)を分けるためにInternet / Device / Thingsというレイヤに、価値の移動をわかりやすくするためにInput / Logic / Outputという軸で分類しています。 ABBALabの支援プログラムにご参加いただくための審査では、このマトリックスをどう魅力的に埋めていただくか、また以下のポイントが評価の対象となります。
ABBALabはプロトタイピングと適量生産、それぞれのフェーズに必要な資金、ノウハウ、設備を支援します。 支援を受けるチームは日々の活動を通じてプロトタイプの製作はもちろん、それを通じて得た知見のシェアをしていただきます。 それらの活動に対し、3,000万から5,000万円の企業価値を基準に、プロトタイピングのフェーズでは300万円から1000万円程度の投資を、適量生産のフェーズでは500万円から、総額1億円までの投資を行います。(詳細はこちら)
社名 | 株式会社ABBALab |
---|---|
代表取締役 | 小笠原 治 |
連絡先 | FGN ABBALab |
事業内容 | ABBALab IoEファンド1号投資事業有限責任組合の運営 / シェアオフィスの企画及び運営 / スタートアップ企業への投資及び支援 |