IoTハードウェアと付帯サービスの適量生産を目指すチームを対象とした支援プログラムとして、 プロトタイピングの過程において資金やノウハウ、設備など様々な形で支援を行います。 毎月活動状況の共有していただき、成果が出ている場合には引き続き支援を行います。(ABBALabの考えるIoTはこちら)
「資金の提供」「専門家による研修プログラムやメンタリング」「プロトタイピングに必要な場所と設備」 の3つの軸で支援を行います。
3,000万から5,000万円の企業価値を基準に、プロトタイピングのフェーズでは300万円から1000万円程度の投資を、適量生産のフェーズでは500万円から、総額1億円までの投資を行います。投資は株式の一部などの取得の形式をとります。
IoTハードウェアのプロトタイピングにはメカや電子回路、外装など様々なノウハウや知識の他、ビジネスプランニングや会計など企業経営に関する知識も必要です。ABBALabは様々なジャンルのメンターやパートナー企業と共に、「座学講義」や「実習講義」を開催することで、プロトタイピングや製造、企業経営に必要なノウハウや知識を得るための研修プログラムやメンタリングの場を提供します。
プロトタイピングに不可欠な電子回路設計や外装の試作、電波関連の試験など、様々な分野の設計、開発装置、試験設備も提供します。秋葉原の「DMM.make AKIBA」の設備を提供し、機材に精通したスタッフと共にサポートすることで、ハードウェアスタートアップを支援します。
IoTハードウェアに関する素晴らしいアイディアや企画を元にした、 何らかの形の初期的なプロトタイプを作っているスタートアップチームが支援対象です。クラウドファンディングへの出品やマーケティングを目的とする適量生産に向けた プロトタイピング活動を行っていただきます。 そして、それらの活動を通じた成果発表を定期的にABBALab関係者に対し行っていただきます。
ビジネスにおいて、同時にABBALabが目指す適量生産スタイルにおいて、 その製品を購入したいと考える人がどの程度存在するかを測ることは非常に重要です。 そしてクラウドファンディングはそれらのニーズを測るために有効な手段の一つです。 こうした背景から、ABBALabは適量生産を進めるための資金の確保はもちろん、 ニーズを測るための手段として、クラウドファンディングを重要視しています。
モノ(Device)とモノゴト(Things)を分けるためにInternet / Device / Thingsというレイヤに、価値の移動をわかりやすくするためにInput / Logic / Outputという軸で分類しています。 ABBALabの支援プログラムにご参加いただくための審査では、このマトリックスをどう魅力的に埋めていただくか、また以下のポイントが評価の対象となります。
ABBALab支援スタートアップは、秋葉原に開設された「DMM.make AKIBA」の開発設備、シェアオフィスを利用可能です。 DMM.make AKIBAは秋葉原駅徒歩2分にある富士ソフト アキバプラザ内に開設されており、工作機械や3DCADや回路設計用のソフトウェアがインストールされたPCが利用可能な「Studio」エリアと、シェアオフィスやプレゼンスペースが用意された「Base」エリアで構成されます。
Studioには様々な工作機械や設計に必要なソフトウェアがインストールされたPCを設置しています。代表的な設備は以下のとおりです。
Baseは個室型シェアオフィスや、フリーアドレススペースが完備されたエリアです。ABBALabが支援するスタートアップの皆様は、このエリアで作業や打ち合わせ、人を招いてのプレゼンテーションイベントなどを開催可能です。